マロニエファッションデザイン専門学校

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活躍する先輩たち

Oswald Boaten デザイナー 池田 めぐみ さん
Oswald Boaten デザイナー 池田 めぐみ さん

2001年にマロニエを卒業後、株式会社パルに入社。「Ciaopanic」や「mystic」のデザイナーを経験。渡英し、若者向けファッションブランドのデザインのかたわら、「OSSIE CLARK」のデザインチームに参加。2009年、ウィル・スミスやラッセル・クロウほか多くの有名人顧客を抱える「Oswald Boateng(オズワルド・ボーテング)」のデザイナーとなる。イギリス名門テーラーが集まるサヴィル・ロウではアジア人初。

マロニエの魅力は?

ほのぼのとした雰囲気ですね。もちろん授業では、何時間もかけた制作課題を1時間で評価されるという厳しさはあります。でも、先生も友人もいい人ばかりで、楽しく学べます。
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ヨーロッパの本場で、ハードに働く。 この環境すべてが刺激になっている。

ロンドンのメンズテーラーで、デザイナーとして働いています。ただ、店は少人数でやっているので、店舗内のビジュアルマーチャンダイズ、毎週変える店舗のマネキンのスタイリング、プレスグラフィック、雑用も行うなど業務内容は幅広いですね。コレクションの前には、3週間休みなしで準備を行いますし、夜中の2時ごろまで仕事をしていることもあります。でも、私の働く「Oswald Boateng」は、学生時代から興味を持っていたサヴィル・ロウの中で最も働きたかった店なので、やりがいは大きいです。こちらに来て感じるのは、周囲の人々がとにかくハイレベルということ。それにルイ・ヴィトンのデザイナー、新進気鋭のクリエイターなど、ヨーロッパ中のファッション業界の人々と交流しやすいので、すごく刺激になります。昔、雑誌で見ていた人が目の前にいたりしますし、自分を成長させてくれる環境だと実感します。人は、よく「夢は見るもので叶えるものじゃない」と言いますが、私から言うと「夢は叶えるためのもの」だと思います。

英語は話せない、知り合いもいない。 とにかく自分を試したくて渡英した。

幼稚園の頃から洋服が好きで、自然にデザイナーを目指していた感じです。イギリスに来たのは、自分の力を試したくなったからです。当時は、イギリスに知り合いもいませんでしたし、英語も話せない状況でしたが、まず現地に行こうと思い、イギリスの夜間コースでファッションを学びながら仕事先を探しました。実際に来て感じるのは、周囲の目。和服の国から来た自分が、仕事をできるのかという目で見られますし、スキルアップとチャレンジは欠かせません。ただ、昔も今も大切にしてきたのは、創造性と発想力を磨くこと。そのベースとして、哲学や社会問題、建築やアートブックにも目を通して幅広い知識を身に付けてきましたし、今も画家からアートを学んでいます。特にヨーロッパでは、創造性が評価されますから。でも、今後の方向性は未定です。現在、自分のデザインしたアクセサリーをこちらのセレクトショップに置いていただいています。そろそろ自分のブランドを立ち上げないといけないのかな、なんて考えているところです。

授業内外で幅広い経験を通じて、 自分の武器が身に付いた。

マロニエに入学したのは、大阪でナンバーワンという評判で、中でも「テーラー」の授業を受けたかったからです。マロ生時代は、みんなでわいわいと楽しく過ごした思い出が強く、学外では服を作って販売したり、幅広く活動していました。マロニエに入ってよかったと思うのは、確かな理論のもとパターンやドレーピングを学ぶことができたことです。独学で学んだデザイナーの作品の中には、デザインは斬新でも、着やすさや機能面でめちゃくちゃだと感じるものもありますから。私自身に置き換えても、実際の仕事の中でパターンを引くことがありますし、パターンとデザインの両方ができるところが店から重宝されていると感じます。また、「テーラー」の授業でサヴィル・ロウのことを知りましたし、マロニエは一つの転機です。ただ、学科の授業だけだと、視野が狭くなりがちです。これから学ぶ方々には、意識と夢を高く持って、授業の内容をしっかりと学ぶとともに、積極的にやりたいことに取り組んで自分の世界を広げておくと良いと思います。