マロニエファッションデザイン専門学校

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活躍する先輩たち

スタイリスト木下 枝美 さん
スタイリスト木下 枝美 さん

マロニエを卒業後、東京のスタイリスト事務所A2に1年間所属。テレビ、雑誌でのスタイリング経験を積んだ後、雑誌を中心に活躍するスタイリストの専属アシスタントを3年間務め、2011年に独立。現在は装苑などの雑誌関連から、ONWARDのウェブサイトでのスタイリング、ブランドのカタログ等幅広い分野で活躍している。

マロニエの魅力は?

実践的なスキルを伸ばせる環境です。ミシンやトルソーなどを専用で使用することができ、納得がいくまで取り組める環境がマロニエにはあります。担任制で細やかな指導がある点も魅力ですね。
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感性を磨き、臨機応変にベストのスタイリングを表現する。

私は現在フリーのスタイリストとして、雑誌やウェブサイト、ブランドのカタログなどの様々な媒体でスタイリングをおこなっています。具体的には、撮影前の打合せから、服や小物などのリース、そして撮影現場での着こなしの確認までトータルにおこないます。同じ仕事は二つとなく、シーズンやトレンド、ブランドや商品によってもコンセプトが変わるので、臨機応変にベストのスタイリングをできるかが、難しくも楽しいポイントですね。様々な要望に応えるため、自分の感性を磨き続けることも心がけています。様々なブランドの展示会やショーに行ったり、ファッション以外の映画やアートにも触れたり…そういった経験が、次のアイデアソースになり、スタイリングの幅にもつながってきます。スタイリストは「華やか」で「かっこいい」というイメージがあるけど、実はけっこう体育会系。体力面はもちろん、現場では「なんか足りないよね、こういうアクセない?」といった要望が突然出てくることもあります。そういった時に素早く対処できる「対応力」も必要です。そういう面ではマロニエでの学びや4年間務めたアシスタントの経験がすごく活きていますね。事前の準備から現場まで気が抜けませんが、最新のファッションに触れられて、自分の感性が作品として表現できるスタイリストという仕事に、とてもやりがいを感じています。

自分にはこれしかない、そんな情熱を大切にして。

ファッションに興味を持ったきっかけは、少女漫画からでしたが(笑)、中学生の時に決めた「スタイリストになりたい」という夢を、常に持ち続けました。「自分にはこれしかない」と信じていたので、マロニエを卒業してから就職が決まってない状況で東京へ出てきても、迷いや不安はありませんでしたね。ただ仕事はやはりタフだったので、4年間のアシスタント時代に実は一度だけ辞めたいと思ったことがありました。でも、当時付いていたスタイリストさんに「自分に向いているか向いていないか、それを決められる段階じゃない。」と言われハッとしました。自分でもこの仕事の何が分かっているのかと気付かされたんです。続けないと夢は絶対に叶わない、今はそう確信しています。スタイリストは資格があるわけではなく、評価はすべて表現するスタイリングにかかってきます。色々な要望や制約に応えながら、共感を集められる「自分らしい」スタイリングを確立していきたいですね。そして、大好きな雑誌のカバーを飾れるスタイリストになることが、今の大きな目標です。

スキルや知識だけじゃない。マロニエで得た「出会い」という財産。

マロニエでは実習で海外ハイブランドのショーのフィッター経験を通して現場の緊張感やノウハウを学んだこと、また色彩やヘアメイクの知識を得られたことが、今のスタイリストの仕事にとってとても貴重な体験でした。縫製技術もそうですね、軽いリメイクやサイズ調整ならすぐにできるスキルが身に付いたので、現場での急な直しにも対応できています。ただなにより一番の財産は、やはりたくさんの人との「出会い」ではないでしょうか。今こうして仕事ができているのは、東京へ出る際に相談した、すでにスタイリストとして活躍されている先輩の「やりたいのなら、すぐに出てきた方がいいよ」という一言が背中を押してくれたから。また、当時の同級生たちとは今も交流があり、同じファッション業界で働く者同士、刺激を与え合ったり、時には一緒にチームを組んで作品を作ったりしています。学年や学科の垣根を越えて、素晴らしい人間関係ができる環境も、マロニエの大きな魅力の一つだと思います。