マロニエファッションデザイン専門学校

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活躍する先輩たち

株式会社ユー・エス・ジェイコスチュームメンテナンス藤 麻里子 さん
株式会社ユー・エス・ジェイコスチュームメンテナンス藤 麻里子 さん

マロニエ卒業後、劇団四季の衣装部に勤務。舞台衣装を経験し、2012年に(株)ユー・エス・ジェイへ入社。シームストレスとして、ショーで使用されるダンサーやキャラクターなどのコスチューム・衣装の修繕などを主としたメンテナンス業務に携わっている。

マロニエの魅力は?

縫製の技術やパターンの知識など、実際の仕事に直結するスキルが身につく点です。課題や授業をこなすことで確実に実力がついていたのが、仕事を始めて実感できました。
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お客様の感動がエネルギー源。衣装で夢の空間を演出する。

USJで毎日開催されているショーに使用される、コスチュームや衣装のメンテナンスをおこなっています。激しいダンスやスタントがあるショーは特に、コスチュームが破損したり、汚れたりすることが頻繁にあるんです。それを修繕し、また時にはキャストとも相談した上でサイズ調整などもおこない、より良い状態で次のショーに使用できるように仕上げることが重要です。お客様に非日常な空間を楽しんでいただくのがテーマパーク。破れや汚れが見えてしまってはやはりがっかりしてしまいますよね。心から楽しんでいただくためにも、空間演出の一つであるコスチュームの役割は大切だと考えています。今は6つほどのショーを担当しています。時には1日に10着もの衣装をメンテナンスしたり、開催に合わせて新たな衣装を準備したりと時間的、体力的にもきびしい仕事ですが、お客様が喜んでショーを観てくださっているのを目にすると、それまでの苦労がすべて吹き飛ぶくらい嬉しいですし、また頑張ろうというエネルギー源にもなりますね。

経験を積むうちにチャンスが訪れた。初めての作品は原点であり、宝物。

マロニエを卒業して就職した劇団四季で、先輩に「この世界は、『見る天国に、やる地獄』」と言われたのがとても印象的です(笑)。ショーや舞台はそのレベルが高いほど、裏での努力が大きいという意味です。今のUSJでの仕事にも言えますが、お客様に感動を与えるために、小さな妥協もしないことは大切です。特にテーマパークはお客様とキャストの距離が近いので、メンテナンスの精度には気を配っていますね。その上で、さらに衣装にできることはないかを常に考え、キャストがベストの状態でショーに臨めるように、夏場と冬場では中の生地の厚さを変えるといった工夫もしています。もちろん壁にぶつかる時もありますが、そういった一つ一つの努力の積み重ねが、自分自身の技術の向上にもつながっていると感じますし、何より素晴らしいショーを目にすると「頑張ってよかった」と報われますね。衣装のお仕事は裏方だけれど、夢の世界の表現に欠かせない仕事。もっともっと多くの方の感動に関われるように、いつかは海外のショーなどにもチャレンジしていきたいですね。

マロニエには夢に直結する学びと、個性を伸ばしてくれる環境があった。

今の仕事を志したのは、小学生の頃に観に行った舞台がきっかけです。パンフレットを見て「舞台衣装」という仕事があることを知り、大好きなファッションとエンターテインメントが両立できると思い、目指すようになりました。マロニエに決めたのは、オートクチュール学科があったから。それと、学校見学の時にオペラの衣装を先輩が作っているのを目にして、ここなら私の夢が叶えられる!と直感的に思いました。オートクチュール学科で学んだ縫製の技術や、ビーズやスパンコールの扱い方などは、今の仕事にダイレクトに活きています。個性の強い学生だったのでぶつかることも多かったのですが、先生方はいつも私の意見を尊重してくれて、良い方向に導いてくれました。学校全体で親身になって私たちの「やりたい」という想いを大切にしてくれる…そんな環境もマロニエの魅力の一つだと思います。専門学校は、好きなことに没頭できる貴重な時間です。これから学ぶ方には、「服が好き」という想いを大切にして、色んなことに興味を持って、たくさんの経験をしてもらえたらと思います。