マロニエファッションデザイン専門学校

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活躍する先輩たち

マークタイラー株式会社(MERCURYDUO)デザイナー弘津 加奈子 さん
マークタイラー株式会社(MERCURYDUO)デザイナー弘津 加奈子 さん

マロニエ卒業後、神戸のアパレル会社で3年半勤務後、MARK STYLER株式会社に入社。デザイナーとして、大人の女性のエレガンススタイルを提案するブランド「MERCURYDUO」を手がけ、現在は同ブランドの基幹レーベルである「MERCURYDUO」、カジュアルラインの「MERCURYBIJOU」、子供服の「Petit Honey」という3つのレーベルを担当している。

マロニエの魅力は?

ファッションを通して感動を味わえる機会が豊富なところ。卒業制作展や学外活動など、作品をつくる楽しさや完成後の喜びを実感できる、貴重な体験がマロニエには溢れています。 
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自分がデザインした服が、誰かを笑顔にする喜び。

デザイナーとして、担当ブランドのシーズンコンセプトを立て、実際のデザイン、スタイリングや店頭でのチェックまで一通りを担当しています。企画したデザインを商品に忠実に落とし込むための、パタンナーへの詳細な指示書作成なども重要な仕事です。ヤングファッションはトレンドの移り変わりが激しい世界。常に流行の先を読むことが大切なので、そのための市場リサーチや業界の傾向把握は納得がいくまでおこないますね。その上で、ブランドの世界感を表現する洋服を製作します。商品化までにはマーケティング部門やディレクターなど多くの人が関わりますから、自分のコンセプトに共感してもらえるよう、自信が持てるところまで突き詰めて企画するように心がけています。産みの苦しみはありますが、街で私のデザインした服を来ている人を見かけると毎回言葉にならないくらいうれしいですね。今は子供服のブランドも担当しているので、たくさんの子どもたちにオシャレでかわいい服を着てもらうことが今の大きな目標です。

経験を積むうちにチャンスが訪れた。初めての作品は原点であり、宝物。

神戸のアパレル会社時代も含めて、マロニエ卒業後からデザイナーとして歩んできました。ただ始めは先輩のサポートとして指示書を書くといった服作りのワンパーツの仕事が多かった。転機となったのは今の会社に入社して2年目の時、一つのブランドのコンセプトからスタイリングまでを任せてもらえるチャンスが訪れたんです。必死で取り組んで、始めて製品になった時は感動しましたね。今でもその時のスタイリング誌は宝物です。とはいっても、毎回自分の作りたい洋服が作れるわけではありません。社内の様々な部署の意見も取り入れることで自分一人では思いつかなかったアイデアも浮かびますし、より市場にマッチした商品を供給することができるようになります。そのようにチームでファッションを作り上げる楽しさも、今の会社では教わりました。これからも20年、30年とデザイナーを続けるために、自分の得意なグラフィックやイラストのスキルを伸ばしていきたいと考えています。そして、特に流行に左右されにくい子供服の分野で、長く大事に着てもらえる服を作ることが今の夢ですね。

マロニエで知ったファッションの奥深さ。実践的な学びが、仕事の”幅”につながっている。

もともと絵を描くのが好きで、高校生の時に友達のバンド衣装をデザインしたのが、デザイナー人生の第一歩です(笑)。作った衣装を喜んでもらえたのが嬉しくて、もっとファッションを学びたいと思うようになりました。もともとドレスを作りたかったのですが、マロニエでマーケットに紐づいた洋服の考え方を学んだことで、視野が大きく広がりました。世の中にあるファッションにはちゃんと理由や背景があることが分かり、その分析に応じて「スタイルを発信」するという仕事に興味を持ったんです。これはまさに今の仕事そのもので、授業での市場リサーチやチームでのブランド開発はとても大きな経験でした。技術面でも、パターンの授業やニットの授業を幅広く受けたことで、会社でも多くの分野を任せてもらえています。私は、夢や目標は「言霊(ことだま)」だと思っています(笑)。やりたいと思うこと、なりたいと思うものは口に出して、その実現に向けてこれからもスキルを磨き続けていきたいですね。